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「ドローイン運動」

筋膜リリースとは? ~身体の動きと痛みの改善に有効なアプローチ~

「朝起きた時から腰が重い…」
「長時間立っていると腰が痛くなる…」
「慢性的な腰痛がなかなか改善しない…」
このような腰痛に悩む方が、年々増えています。実はその多くが、体幹の筋力低下や姿勢の崩れが原因となっています。
そんな中で注目されているのが、「ドローイン運動」です。
ドローインとは、お腹をへこませながら深く呼吸を行う体幹トレーニングの一種で、腹横筋(ふくおうきん)というインナーマッスルを活性化させるエクササイズです。
この腹横筋は、「天然のコルセット」とも呼ばれ、腰回りを内側から支える役割を果たしています。ここがうまく機能していないと、腰に過度な負担がかかり、慢性的な腰痛につながるのです。
体幹を安定させ、腰にかかる負担を軽減
腹横筋を鍛えることで、姿勢が安定し、動作時の腰への負荷が減少します。
骨盤や背骨のアライメントを整える
ドローインにより、骨盤が正しい位置に戻り、反り腰や猫背の改善にもつながります。
呼吸と連動した運動で自律神経にも好影響
ゆっくりとした呼吸と連動するため、緊張した筋肉が緩み、慢性腰痛の緩和にも効果的です。
仰向けに寝て、膝を軽く立てます
ゆっくり鼻から息を吸いながら、お腹をふくらませる
口からゆっくり息を吐きながら、おへそを背中に引き寄せるようにお腹をへこませる
そのまま呼吸を止めずに10秒キープ
10回を1セットとして、1日2~3セットを目安に
※ 腰に痛みが出る場合は無理せず中止してください