ホームリハビリ通信その他寒い季節に注意したい圧迫骨折後の再発予防とリハビリ

寒い季節に注意したい圧迫骨折後の再発予防とリハビリ

圧迫骨折は、背骨(脊椎)がつぶれるように変形して起こる骨折で、骨粗鬆症のある高齢者に多く見られます。

転倒だけでなく、前かがみ動作や重い物を持つ動作でも起こるのが特徴です。
圧迫骨折は再発リスクが高く、その後の生活管理とリハビリが非常に重要になります。

冬季に圧迫骨折が悪化・再発しやすい理由
  • 年末年始の運動不足による筋力低下

  • 掃除や片付けによる前かがみ動作や転倒リスクの増加

  • 長時間の座位(こたつ・床生活)

  • 寒さによる体のこわばり

これらが重なることで、背骨に負担がかかりやすくなり、「痛みがぶり返した」「動くのが怖くなった」と感じる方が増えます。

圧迫骨折後に起こりやすい問題

圧迫骨折後は、痛みだけでなく次のような問題が起こりやすくなります。

  • 背中が丸くなり、姿勢が崩れる

  • 呼吸が浅くなり、疲れやすくなる

  • 歩幅が小さくなり、転倒リスクが高まる

  • 動くことへの不安から活動量が減る

特に「痛いから動かない」状態が続くと、筋力低下が進み、再骨折のリスクがさらに高まる悪循環に陥ってしまいます。

圧迫骨折後のリハビリは、「無理に動かす」ことではなく、背骨を守りながら安全に動ける体を作ることが目的です。

① 体幹の安定性を高める運動

腹筋や背筋のインナーマッスルを優しく使い、背骨を支える力を養います。これにより、日常動作での負担を軽減できます。

② 姿勢改善と柔軟性の確保

胸や股関節の柔軟性を高めることで、猫背姿勢を防ぎ、背骨にかかる圧力を分散させます。

③ 下肢筋力の強化

太ももやお尻の筋肉を鍛えることで、立ち上がりや歩行が安定し、転倒予防につながります。

④ 生活動作の指導

  • 正しい立ち上がり方

  • 物の拾い方

  • 寝返り・起き上がり動作

これらを見直すことは、再骨折予防に直結します。

仙台あったかリハビリセンターでは、理学療法士がマンツーマンで身体の状態を評価し、その方に合った安全な運動量と動作指導を行います。