ホームリハビリ通信その他サルコペニアとは?〜筋力低下を早く見つけて、今からできる対策を

サルコペニアとは?〜筋力低下を早く見つけて、今からできる対策を

年齢とともに「歩くのが遅くなった」「つまずきやすくなった」「疲れやすい」と感じることはありませんか?
それは単なる加齢ではなく、サルコペニアが関係している可能性があります。

サルコペニアとは、加齢や活動量の低下により筋肉量や筋力が減少する状態を指し、転倒や要介護のリスクを高める重要なサインです。


■ サルコペニアのセルフチェック方法

まずは、ご自宅で簡単にできるチェックから始めてみましょう。

① 指輪っかテスト(ふくらはぎチェック)

親指と人差し指で輪を作り、ふくらはぎの一番太い部分を囲みます。

  • 指が重なる → 筋肉量が少ない可能性

  • ちょうど囲める → 注意が必要

  • 囲めない → 比較的筋肉量が保たれている

※あくまで目安です。


② 5回立ち上がりテスト

椅子に座った状態から、腕を使わずに5回立ち上がる時間を測ります。

  • 12秒以上かかる → 筋力低下の可能性

  • 立ち上がれない → 要注意


③ 歩行スピードチェック

普段歩いている速さを意識してみましょう。

  • 横断歩道を青信号の間に余裕をもって渡れない

  • 一緒に歩く人に追い越されることが増えた

このような場合は、筋力低下が進んでいる可能性があります。


④ 日常生活チェック

以下に当てはまる項目はありませんか?

  • ペットボトルのフタが開けにくい

  • 階段がつらい

  • 外出の頻度が減った

  • 転びそうになることが増えた

複数当てはまる場合は注意が必要です。


サルコペニアは、早く気づき、早く対策すれば予防・改善が可能です。
「年だから仕方ない」とあきらめず、今日からできることを始めてみませんか?

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