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進行性核上麻痺

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進行性核上性麻痺(PSP)は、脳の特定の部位(中脳や大脳基底核など)に異常な変性が生じることにより、運動障害、眼球運動障害、言語や嚥下機能の障害、さらには認知機能の低下など、多様な症状を引き起こす神経変性疾患です。特に高齢者に多く見られ、ゆっくりと進行するのが特徴です。
進行性核上性麻痺に対する根本的な治療法は現在のところ確立されていませんが、リハビリテーションは症状の進行を遅らせ、患者さんの生活の質(QOL)を保つために極めて重要な役割を果たします。
進行性核上性麻痺(PSP)では、姿勢の不安定さや歩行障害による転倒リスクが非常に高くなります。理学療法を通じて、歩行練習やバランストレーニングを行うことで、できる限り自立した生活を継続することが目指されます。
嚥下障害は誤嚥性肺炎のリスクを高め、生命予後にも大きく影響します。適切な食事形態の工夫や、日常生活での嚥下動作への配慮により、リスクを軽減し、安全な食生活を支えることが可能です。
病気の進行に伴う精神的ストレスや不安感に対しては、心理的サポートや家族への介護支援も重要です。
進行性核上性麻痺はゆっくりと進行する難病ですが、リハビリを継続的に行うことで、機能の維持や転倒予防、コミュニケーション能力のサポートなど、患者さんとご家族の生活を支える多くの効果が期待できます。
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