ホームリハビリ通信その他認知症と運動療法の役割

認知症と運動療法の役割

認知症におけるリハビリの重要性

認知症は記憶力や判断力の低下だけでなく、身体機能の衰えや日常生活の自立度にも影響を及ぼします。進行を完全に止めることは難しいとされていますが、適切なリハビリや生活習慣の工夫によって、進行を緩やかにしたり生活の質を維持したりすることが可能です。

運動療法が脳に与える効果

運動は、脳の血流を改善し、神経細胞の働きを活性化させる効果があることが研究で報告されています。特に有酸素運動や筋力トレーニングは、脳の可塑性を高め、記憶や注意力を支える働きが期待されています。また、体を動かすことで気分が安定し、抑うつや不安の軽減にもつながります。

運動療法で守る「身体の健康」

認知症が進行すると、転倒や骨折、廃用症候群のリスクが高まります。運動療法を継続することで、筋力・バランス能力を維持し、転倒予防や日常生活動作の自立を支えることができます。

また、身体の健康を守ることは、結果的に介護負担の軽減にもつながります。

認知症の方とご家族へ

仙台あったかリハビリセンターでは、認知症の方に合わせた個別プログラムを作成し、無理なく続けられる運動を提案します。理学療法士がマンツーマンでサポートするため、安心して取り組むことができ、身体機能と認知機能の両面から生活を支えることが可能です。

認知症と診断されても、適切な運動を続けることで「できること」を維持し、自分らしい生活を送ることはできます。ご本人の安心だけでなく、ご家族の支えにもつながります。


📞 お問い合わせ・特別リハビリ体験のご案内

当施設では、認知症の方やそのご家族に向けて、『特別リハビリ体験』 をご用意しております。現在の身体機能や生活状況を丁寧に評価し、今後のリハビリプランをご提案いたします。

「日常生活を少しでも自立して送れるようにしたい」

そうしたお気持ちに寄り添いながら、安心して続けられるサポートを行ってまいります。
ぜひお気軽にご相談ください。