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ワンポイント介護 段差昇降時の介助のコツ

2階への階段はもう上がれないけど、玄関に上がり框や外階段があり段差を昇り降りする必要があるという方も多いのではないでしょうか。

今回は段差昇降のコツをお伝えします。

確認しておきたいことは『利き足』もしくは『より丈夫な足』です。怪我や脳卒中等の病気をなさったことがある方は健側の足、そのような既往のない方は利き足になります。

この『利き足』か『より丈夫な足』を、段差を昇る際には初めに出し、降りる際には後から出す事が段差昇降のコツです。「行きはよいよい、帰りは怖い」と覚えて下さい。行きは良い足。帰りは怖い、不安な足からです。

昇り降りが大変な方ほど昇り降りの際、焦ったり混乱してしまい、足を出す順番を間違える事が多く見られます。ご自宅や外出時の段差昇降の際には「右(左)足から昇る(降りる)よ‼」と声をかけると、いつもよりスムーズに段差が昇り降りできるかもしれません。