疾患別リハビリ
変形性関節症について
変形性関節症
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01.変形性関節症とは
変形性関節症とは、様々な原因により関節の軟骨がすり減ったり、関節周囲の滑膜に炎症が起こったりして、徐々に関節が変形し、痛みや腫れ、動かしにくさなどの症状を引き起こす病気です。
変形性関節症は、股関節、膝関節、背骨などによく起こりますが、首や手、肩などの関節でも起こります。症状は数年から数十年かけて進行し、最終的には日常生活に支障をきたすようになります。症状が進むと、関節に力をかける動きや、関節を曲げる動きに、痛みを伴うようになります。さらに悪化すると安静にしていても痛み、睡眠が妨げられる場合もあります。
関節の変形は、加齢による変化に運動・けが・体重などによる機械的刺激や、感染症による炎症の刺激などが加わることで進行します。一度変形した関節をもとに戻すことはできないので、早めに対策が必要です。

02.変形性関節症の治療方法
保存療法と、手術療法にわかれます。
いずれの場合にも、関節症状を悪化させないため、運動や体重コントロールなどが重要となり、日常生活にも気をつけることが大切です。
03.形性関節症のリハビリとは
まずは病院やクリニックでしっかりと診療を受けてください。
変形性関節症は、早期の治療を行うことで痛みの軽減や変形の進行を防ぐ可能性があります。そのためには関節の動きを回復させ、筋力を向上させることが重要です。
変形性関節症のリハビリでは、関節の動きを改善させるための関節可動域練習や、筋力を向上させる筋力トレーニング、疼痛改善に向けた動作練習、必要な場合には杖などの装具・補助具の指導を行います。また、運動は変形性関節症の原因の一つである肥満の解消にも役立ちます。

05.理学療法士からのメッセージ
変形性関節症は、筋・骨格系疾患の中で最も頻度が高く、高齢化に伴い患者数がさらに増加すると予測されています。日本では、40歳以上の約55%がこの疾患に罹患しているとされています。
変形性膝関節症のリハビリでは、痛みを軽減し、疾患の進行を予防することを主な目的としています。特に「筋力をつけ、適正体重を維持する」ことは、関節を守るために非常に重要です。
一般的に「運動すれば筋力がつく」「たくさん歩けば良い」と思われる方も多いですが、誤った方法での運動は、関節に負担をかけ、悪化を招く可能性があります。
あったかリハビリセンターでは、お一人お一人の関節の症状だけでなく、姿勢や歩き方、立ち座りの方法といった日常生活での体の使い方を丁寧に指導しています。また、お仕事やスポーツ、趣味など、それぞれの生活スタイルに合わせたアドバイスを行っています。
筋力低下や関節変形の予防は、できるだけ早期から取り組むことが重要です。放置すると、転倒リスクが高まり、転倒による骨折や、その後の痛み・不安による引きこもりなど、悪循環に陥る危険性があります。さらに体力や筋力の低下が進み、日常生活に大きな支障をきたす可能性もあります。
あったかリハビリセンターでは、施設内だけのリハビリだけでなく、身体状況やご自宅の状況などを加味してご提案する自宅リハビリ課題で自主訓練のサポートもいたします。
また介護保険サービスをご利用されている方では、必要な場合には病院のソーシャルワーカー様や、ご担当のケアマネージャー様との連携を取らせていただき、情報共有を行いますのでご安心してご利用いただけます。
仙台あったかリハビリセンターでは体験リハビリも実施しています。メール、電話にてご予約を承っております。
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